MC土龍のSUNSHINEレポート「土の眼」

第六回「3か月ぶり」 2001.6.21

 えー、その後如何お過ごしでしょうか。お久しぶりです。MC土龍です。すみません。遅くなりました。このコーナーが更新されるのは、えーと、約3ヶ月ぶりですね。ガハハ・・・ごめんなさい!ほんっとごめんなさい!謝るんならさっさと書けって話なんですけど、ごめんなさい!言い訳はしません。なぜなら特に理由がないからです・・・。あ、こいつ開き直りやがった!なんて声が聞こえてきそうですけど、許してもらえないかも知れませんけど、ただの酒飲みか・・・なんて思われるかもしれませんけど・・・ごめんなさい(小声)、ごめんなさい(中声)、ごめんなさい(大声)、ごめんなさい(爆笑)、あっまちごうた、ごめんなさい(涙流しながら頭下げて肩震わせながら絞り出したような声→具体的に言うとしゃがみこんだナミがルフィに助けを求めた時の声)。当たり前だ!ドン!

 ふざけるのはヤメにして、えーと、サンプリングサンレコ発ん時とこないだのか。もう6月の奴なんか忘れてんじゃないの?とかお思いのあなた!土龍を舐めてもらっちゃ困るぜ。おれあん時ないとったでしょ?あのこぼれた涙の滴に秘密があるんだな、これが。ななななんとあの一粒一粒が高性能レンズの役目を果たし、俺の心にシャッターポチでパシャでドッカーンで魂吸い取られて真ん中の人は早死にするのだ!ガハガハハハッハ・・・・ドゴッ(血)。「・・・・・・・。」ごっごしゅ、ごちゅ、「ご愁傷様でした。」それでした。

 さって、始めるとするか。
 まずは6月から。

 5月に待望の、自主制作ではないアルバムが発売されたサンプリングサンはツアーの真っ最中。もちろんツアー中のサンシャインはレコ発記念サンシャインとなったわけだ。このページの管理人なかじ氏も初出席だったが、他にもサンシャイン初体験というお客さんは多かった模様。CDの売れ行きから想定するに、対バンの良さもあいまって、ものすごい人でメトロはごったがえすだろうと土龍は思っていたんだが、まさかあれ程とは!季節的にも「もう夏やな」って時期だったから、メトロの中はすごい熱気だった。

 すげえライヴを期待してるお客さんの熱い気持ち、サンプリングサンレコ発に呼んでもらったんだから本気のライヴで祝ってやろうとするバンドさんの熱い気持ち、そして誰よりホームグラウンドでのレコ発ライヴに気合をたぎらせるサンプリメンバーの熱い気持ち。あと、お祭り好き土龍の熱い気持ち(バカ)とか親心でもって見守ってくれてる(多分)メトロさんの熱い気持ちとかも、とにもかくにもあの日メトロに存在した、生を受けているもの全ての魂が空間に渦巻き、今までのサンシャインとは一風変わった雰囲気が醸し出されていたわけだ。

 開場して、フロアには人が段々と増え、気がつけば開演。ブルハの『英雄にあこがれて』でステージにあがる土龍、スタートを告げればラヴラヴスパークがやさしい歌を唄い、パルナスが熱いメロディを奏で、惑星が人々の心を心地よい異空間に誘い、騒音寺はあたかも日本古来の祭りのようなかぶき様、ウーイェー、チェインズは嵐の前の静けさ(台風の前ってまだ雨風はないんやけど、なんかドキドキするよな?あれあれ。)。そしてステージに現れるサンプリングサン。全国各地でライヴを展開し始め、自信もついてきたサンプリングサンはどんなライヴを見せてくれるのか?と土龍。どうおれらの祝福に答えてくれるのか?と他バンドのメンバー。やっぱりメトロがいいでしょ?とメトロスタッフ(笑)。キャー!!とお客さん。全員の視線がステージに集中する。演奏が始まる。突き抜け、駆け抜け、跳ね返り、帰ってくる音。気がつけば終わってた。土龍の頬には涙の後。最高!

 飽くまで言っておくと、これは土龍の主観である。ちょっと大袈裟じゃ、なんて思う人もおられるかもしれないが、少なくとも土龍の目にはこの日のサンシャインはこのように映った。土龍の心にはこのように捉えられた。メトロは興奮の坩堝だった・・・!

 ふう。思い出しただけで興奮してきたわ。ちょっと休憩。すぐに新しい原稿をなかじ氏に送って更新してもらうからちょっと待っててね。後編『残暑厳しき夜に現われし太陽』につづく・・・。(←バカ)ドロンッ。