MC土龍のSUNSHINEレポート「土の眼」

第七回「3回ぶんどーん!」
2001.8.30 / 10.25 / 2002.1.6

 えーと、このレポートを、これを欠かさず読んでいる人に宛てた手紙だとすれば、土龍は筆不精なんです。どーん!!

 ゆーてえーんか、こんなこと!てゆーか、もうゆーてもーたしー!みなっさーん!御久しぶりでございます、MC土龍です。やっとのことで更新です。はっきりいって、三回分たまってますぅ。えと、8月30日でしょ、10月25日でしょ、それから1月6日。いまだ学生(!)の土龍は試験中(!!)ではっきりいって時間がない!バイトもバッチリある!金稼がないと生活できん!バンドもできん!何より酒がのめん!どーん!ぐるぐるぐるぐるどーん!

 いやいや、余計なことをぐちゃぐちゃ書いてる場合じゃない。早速はじめましょ。たーんすながもちはないちもんめ!もーぐらがほしい!もーぐらがほしい!もーぐらがほしいぃぃぃぃ!!!よくできました。

 ゲスト出演バンドを最初に振り返ってみよう。まずは8月が、ネコグルマ、マジシャンズ、越後屋、ヤングスキンズ、サーフコースターズ。10月がPAPA'S MILK、my way my love、ヨーグルトプゥ、エレキベース。そして1月がテルスター、mummy the peepshow、永江孝志バンド、ASTROLOVE。こうやってざっと眺めてみると、素晴らしいラインナップですな。

 いい意味でムリヤリ和風なサウンドを押し出してキャッチーでコミカルなキメをみせてくれたネコグルマ。

 切ない歌詞とメロディで歌い上げたマジシャンズ。

 いまだ未完成ながらやはりそのサウンドは圧倒的だった越後屋。

 相も変わらずヒョウキンな三人の兄さんが織り成すグルーヴは天下一品だったヤングスキンズ。

 サーフミュージックという王道ジャンルでありながらそのテクで客を唸らせたサーフコースターズ。

 熱い楽曲がクライマックスに達するとき体を反り返らせて魂を皆に伝えようとした姿が印象的だったPAPA'S MILK。

 たった二人のユニットなのに凄まじいほどの重圧感を与えたmy way my love。

 完成された楽曲とライヴパフォーマンスで自分たちのプロ意識を見せつけたヨーグルトプゥ。

 懐かしい曲が古びたトランジスタラジオから流れてくる、そんな自分たちの懐古主義というスタンスを見事に表現したエレキベース。

 東京のバンドとは思えないウケの狙い方と正の力に溢れた楽曲で客の心をつかみ見事にトップとしての役割を果たしてくれたテルスター。

 ヨーロッパツアーという遍歴はだてじゃなく、キャッチーな楽曲ながらも見事に『これぞガールズポップ』と納得させたmummy the peepshow。

 その声と語り口調、何処か安心させるメロディで相変わらずの永江さんワールドを展開した永江孝志バンド。

 待望の音源リリースも決定し、その矢先ドラムが脱退、でんちゃん最後のライヴは個人的な感情も手伝ってか涙が止まらなかったASTROLOVE。

 まったく羨ましいですなあ、サンプリングサンは。こんなにいい対バンに恵まれて。そりゃサンシャインの君等のライヴは上手い下手別にして見応えあるわ。自分たちがこんなにいいイベントの主催バンドなんだっていう自覚を明確に抱いて久しいはず。その自覚があの見応えに繋がってるんだろうな。

 去年はサンプリングサンにとっては飛躍の年だっただろう。2001年後半のサンシャインにおけるサンプリングサンを観ていると、危なっかしい場面がありつつも確実にライヴバンドとしての実力をあげてきているな、と感じる。

 何よりも客のつき方が今までと比べて尋常じゃない。一年前のサンシャインにおけるサンプリングサンの御客サンは、下手したら皆知ってる顔だったかもしれない。それがいまや知らない顔ばかり。すごいな。当たり前だけど、もはや『友達のライヴが』じゃなくて『サンプリングサンのライヴを』っていうノリで御客サンは来てはるんだろうな。頑張って欲しい。きっといいトコまで既にいってるはず。2002年は更なる飛躍を目指して欲しいな。言われなくてもそうするか。

 はは、なんか偉そうなことゆーてもーた。許しておくれ、ゆういち、のむ、ごとうくん、やのくん。それにしても傑作だったのは10月。『騒音天国』のギターソロで、なんとギターを放っぽりだして客を煽り出したやのくん、挙句の果てに曲が終わったあとに言った言葉が『サンシャインに上手さを求めちゃダメなんダヨッ』(爆笑)。そういうところをのこしつつ更にいい曲を書いていってください(笑)。

 ところで土龍にとって8月のサンシャインは非常に嬉しいものでした。なにがあったのかというと、色々な人から色々な言葉を頂いたのよね。ソレを箇条書きにしよう。

ラヴラヴスパーク長谷川一志さん
 『ボクかっこいいバンドを見つけたら自分のイベントよりもサンシャインに呼びたいかも知らん。』
深水円さん
 『俺がサンシャインはこうなりゃいいって思ってたものに今日はなってると思う。』
やのくん
 『こいつおもろいだろう』
ゆういち
 『他のメンバーはどう思ってるかわからんが、俺はサンシャインの時はお前がサンプリングサンのリーダーやと思ってる。俺らがやる前に思いきり客を盛り上げてくれ。頼んだで。』

 こんなようなコトをいわれたのよね。上の二つはサンシャインそのものを誉めてもらってるけど、下の二つを言われたときは本当に嬉しかったなあ。勿論自分がリーダーなんて思ってないけど、それだけメンバーがサンシャインの土龍を認めてくれてるんだっていうのがはっきりわかったからね。これからも頑張りまっせ。やのくんに1月の時、始まる前に『なんか仕事にみたいに思ってない?大丈夫?』なんて訊かれたけど、そんなはずはありません。だって土龍はただの目立ちたがり屋やからね(笑)。余計な心配はいらんいらん。

 さてさて3回分まとめてってことでいつものものとは一風変わったレポートになりましたが、如何でしたでしょう?

 これを書いてるのが2月の4日だから4日後に東京かぁ。どうなることやら・・・。まあなんにせよ、今後の人生にとって意味のある一日にしたいですな。関東の御客サン、うるさいバカな呑んだクレですが良かったら会いにきてください。関西の御客サンも時間があれば是非遊びに来てください。それでは渋谷エッグサイトで会いましょう…ドロンッ。