一言で言えば「やりきった感がある」ってとこですかね。
もちろんここですべてを言葉にするのは難しいですが、もしほんまに一言でまとめるとするならこんな言葉を僕は選ぶと思います。
実際こういう感じの話はもう半年以上前からバンド内では出ていて、突然とかそういうことではないんです。
もちろん自分も含め、メンバーの創作意欲というものが結成当初と比べると明らかに落ち始めてきていて、それは誰が悪いというわけではなく仕方のない事なのかもしれないと。
あと僕個人に関して言えば、東京で出会ういろんなバンド、昔からの連れがやってる組んだばっかりのバンドとか、実際、年齢自体も若くて野心にギラギラしたバンド。そういうのを目の当たりにした影響も大きいです。
どうしてもそこと比べてしまうと「初期衝動」という意味ではやっぱ勝てなかったり。
僕と矢野の出会いから考えれば、もう10年になります。やったと思うには充分な時間だったかなあと。
その矢野も含め、野村も河崎もとても素敵な音楽家です。
これから各々の音楽活動を新たに始めると思いますが、それぞれみんな応援してもらえると嬉しいです。
あ、もちろん俺もね。
それぞれがそれぞれの道を歩み、経験を積んでより一層おっさん度合いを増して、また集まることもあるかもしれません。
その時はまたあたたかく見守ってやってください。
そして最後に今まで1回でもライブに来てくれた人、1枚でもCD買ってくれた人、応援し続けてくれたスタッフ、すべての人にありがとう。です。
かしこ
鍵盤 ゆういち
まず、ずっと応援してくれたファンの皆さん・スタッフの皆さんにお礼を言いたい。今までホントにありがとうございます。
サンプリングサンを通して出会ったホントに素敵な音楽と人。俺を音楽的にも人間的にも成長させてくれたのは言うまでもなく、今後の音楽活動において大きな糧となるのは間違いありません。
そう、勿論音楽は辞めません…ていうか楽し過ぎてヤめれません。
今後また新たな顔で皆さんの前に現れた時は、どうかまた応援よろしくお願いします。
Dr. 河崎真人
サンプリングサンを活動してきた中で、たくさんのステキな人たちと出会えた事を心から感謝しています。
今、改めて思う事は、やっぱり僕はバンドが大好きです。
これからもより多くの人たちと出会えるよう、ステキな人間になれるよう、バンド活動は続けていくつもりです。
サンプリングサンを応援してくれた皆さん、ほんまにありがとう。
Ba. 野村俊彦
サンプリングサンを応援してくれている皆様、どうも本当にごめんなさい、そして有難う。
僕もサンプリングサンを愛して止まない一人でしたが、今の結論として、メンバーとよく話し合い解散することに決定しました。
一つのバンドというのは続けようと思えば、たとえそんなに没頭出来ない時期がたまにあったとしてもなんとか続けていられるものだと思います。
しかしここに集まったバカメンバー4人どもは、妙に単純というか、一本気というか、融通が利かないというか・・・
でもだからこそ今までの面白いサンプリングサンの活動があったものだ、と思っています。
そんなメンバーだからこそ素敵な音楽を演奏出来てこれたと思っています。
だから支えてくれたスタッフや、なにより応援してくれたファンの皆さんとの素晴らしい出会いがあったのだと思うのです。
本当そうです。
だからこそ今度もこのメンバー4人が真剣に考えて出した結論というのも、これからの皆にとって面白い結果になって行くと信じています。
良くも悲しくも、時代や人は変わるのです。
感謝の言葉は言い尽くせないですが各メンバーが前を向いて出した結論であることを信じて下さい。
それが何よりの解散する意義です。
これからの田鹿、河崎、野村、矢野の行動も引き続き応援してくれればとっても嬉しいです。
最後に、サンプリングサンに有難う!みんなに有難う!
Gt.Vo. 矢野仁志