MC土龍のSUNSHINEレポート「土の眼」

第一回「ダイエットやね。」 2000.9.20

 皆さん、こんにちは。MC土龍です。先月のレポートにさ、最近毎日酒浸りって書いてたじゃない。ほんならね、太ってしもた。めっちゃ。「え〜そうでもないやん」って思うかも知れんけど、僕な、着痩せすんねん。もう腹が・・・。もうこうなったらダイエットやね。いっぱいライヴいきまくって、暴れまくって、飲みまくる。あ、飲んだら元の木阿弥か・・・。ま、いいや。

 ところで、見てのとおりなんですが、今月から土龍のレポートはDMではなくHPに掲載されることになったんですねえ。こっちに掲載されるってことは、DMのときよりも絶対読んでくれる人増えるよね。ということは、土龍の知名度急上昇!ではなく、サンシャインのめっちゃ楽しいイベントっぷりをより多くの人に伝えることが出来るってこと!うおお!テンション上がってきた!これぞIT革命!(はあ?)「おばちゃん!ビール頂戴!」「はいよ。」「いくらでっか?」「しゃ〜んびゃ〜くま〜んえ〜ん。」どかーん!!

 閑話休題。
 さてさて、9月20日のサンシャインですけれど、もう、すんごい!知ってる?過去最高の集客数やってんで!やっぱなー、人多かったもんなー。盛り上がったもんなー。本当に楽しかった。

(土龍物書き仕様スイッチオン)
 夕方から始まったのに、ライヴ中の客のテンションは真夜中のような盛り上がり。まるでメトロだけ地球上の時間という概念の枠から外れていたような、そんな感じだった。そう、川端丸太町の本屋の横の階段は異空間へのエントランス。時空の狭間に迷い込んだ、出演者も含む約150人の人間は、いつもと違う雰囲気に戸惑いつつも胸の高鳴りを押さえることが出来ない。彼らは知っているから。もう少し後に始まるショウの素晴らしさを・・・。

『パルナス』
 土龍は思い出す。かつてVO.梶本はこう言った。「鴨川でねー、やっとったんですわ!」じゃなかった「ギターポップバンドとか言われるけど、あくまで僕らは歌謡サイドに立ちたい。」歌謡曲に不可欠なもの、それは美しいメロディ。彼らのおりなすメロディには抜群の安らぎを求めることが可能である。決して思わず眠りについてしまうようなやすらぎではない。ランナーズ・ハイのような激しい気持ちの高ぶりの向うにある正の光に溢れる安らぎ。さあ、パワーを分けてもらおう。

『ママスタジヲ』
 VO.コイズミの奇妙な動きが目に付いて離れない。背中の筋肉がつりそうなギターの弾き方に歌い方。ひょっとすると、それが魅力なのかもしれない。驚くほどステージの前には人がいた。みんな彼の不可解なパフォーマンスに魅せられているのだろうか。しかし、彼の不可解さはママスタの音に合致している。不可解な動きと不可解な音がうまく絡み合うと、あんなにもインパクトのあるライヴになるのか・・・。お見事。

『騒音寺』
 いぶし銀。言わずと知れた侍ロックンロール。うねるリズム、軽やかなギターのカッティングと大和魂くすぐる旋律。そこに登場するのが平成京の歌舞伎者VO.ナベ。妙に説得力のある歌詞と歌声、そして動き。それを目にした客は沸きに沸く。歌いに歌い、跳びに跳ぶ。カッコイイライヴだった。なにも非の付け所がない。「カッコイイライヴ」。その一言に尽きた騒音寺だった。

 この3バンドを迎え撃ったサンプリング・サン。ママスタ、騒音寺目当ての客が多いのでは、という土龍の心配をよそに、見せつけたサンシャインの看板を背負うものとしての貫禄、そしてプライド。サン・サンはライヴバンドとしての地位を着実に築き上げている。特に、土龍が最近評価するのはBa.野村のプレイだ。彼ほど存在感のあるベーシストもなかなか土龍界隈にはいない。加入して約10ヶ月、彼はサン・サンの貴重な財産となりつつある。

(土龍物書き仕様スイッチオフ)
 まあまあ、そんなサンシャインだったわけですよ。はあ。シリアスモードは疲れるわ。やっぱ。次回は10月24日です。出演バンドや時間に関して詳しくはトップページを見てね。それではまた来月・・・ドロンッ。