鍵盤ゆういち日記

鍵盤ゆういち日記
2002.1~7月

    • 地下

    • [ 2002/06/26(Wed)09:46:59 ]

    • 昔から、変に「マニア」になるのが
      あんま好きじゃなくて、ていうか結構イヤで、
      特に音楽に関してはその想いは強いみたい。

      多分それは自分に「マニア」の才能が無いからだと思う。
      ヘタにマニアックな知識をつけてそれに安住してしまうと
      幼稚園の時の「トルコ行進曲」とか松田聖子の「赤いスイートピー」、
      合唱曲の「夢をのせて」なんかを聴いた時の
      あのなんともいえない感動を忘れてしまいそうな気がするから。
      そしてそれがちょっとこわいからなんだろう。



      いろんな所でいろんな人達の
      音楽についての話を聞く機会が増えた。
      「~聴いてるような人らに」とか
      「~も知らんようなバンドに」なんていう言葉を
      耳にする事も多くなった。
      もちろん、たくさんの音楽を知ってるであろう人達の話の中なんやけど、
      あたかも「音楽の良し悪しの決定権」が
      マニアックな知識を持ってる人達だけにあるような、
      そう聞こえるようなかんじの話も中にはある。
      下手すると「本質」なんて話にもなりかねないぐらい。

      こういう見方の良い悪いはまた別の話で、
      少なくとも自分に関して、そうなりたくないとは思う。
      さっきの「自分がマニアックな世界に安住」する、
      っていうのは例えばこういう事。
      でも実際そうなってる自分に気付く時もある。
      気を抜けば「安住」してる事もある。人間だもの。
      だから気をつける。
      そしてそれは自分にとって無駄な努力じゃない。
      はず。


      自分が音楽を聴く時、作る時。
      音楽性が高いとか低いとか、芸術性がどうだとかは
      ぶっちゃけあんま関係なくて
      絶対的に「良い」「悪い」なんてのは
      無いものだと思いたい。
      あくまでも「好き」か「嫌い」で。

      例えば、ある音楽を1億人が聴くとするなら
      当然1億人が審査員としているわけで、
      昨日CDというものを初めて買った小学生でも
      音楽聴いて十数年のこだわりバンドマンでも
      俗にいう音楽評論家でも、その1票に格差はない。
      そんなかんじがいいのだ。
      主観だらけの評価でいい。
      「好き」が多ければ「良い」、「嫌い」が多ければ「悪い」
      なんて事じゃないのはみんな知ってるだろうし。

      そういう意味では「売れたもの」と「売れなかったもの」の違いは
      大衆に受け入れられたか、そうでなかったかの
      言わば「ジャンル」みたいな横の違いで
      上下を決める縦の「差」じゃないような気がする。
      だから逆に
      売れたから音楽性が低い、なんてのもありえない。
      売れないものの中にこそ本物がある、っていうのも
      自分的には何か違う。

      そんな「答え」がない世界だとずっと思っていたいんだろうなあ。




      音楽は知恵比べじゃない。
      マニアックなもん勝ちの世界なら
      あんま興味がない。

      「答え」のない世界なら
      僕にもできる事はまだまだあるだろう。



      異常なくらい寒い梅雨の日に考えた事は
      例えばこんな事だった。

    • かしこ

    • グルーヴグループ

    • [ 2002/06/21(Fri)02:05:50 ]

    • ああ、さすがに疲れました。
      もう寝ます。

      今日のライブはなんか楽しかったです。
      一緒にやったバンドの人達もありがとう。
      来てくれた人達もありがとう。


      おやすみなさい 

    • かしこ

    • あくまで美しい日本語を

    • [ 2002/06/18(Tue)06:45:46 ]

    • そういえばこの前、なんかのラジオで
      「コンビニとかで、ちょうどお預かりしますー、って
       何かおかしいですよねー??」
      ってDJが言ってたのを聞いた。
      ゲストの人も「たしかに」みたいなっててちょっと嬉しかった。
      こんなとこにも同士がいたとわね(過去日記「ローソン銀行参照)。

      まあそんなこんなで
      久しぶりに「前からなんか気になってるんやけどシリーズ」
      でも書こかな。
      最近サッカーばっかやったし(笑)。



      今日おかんと電話してて久しぶりに思い出したんやけど
      「四本」を「よんほん」て発音するのって
      ちょっと言いづらいなーって前から思ってた。
      以前そんな感じの話をメンバーにした時は
      「別に言いづらくないよ」で一瞬にして終わってしまったが(笑)
      本当にそうか??


      人間って、自分が言いやすいように
      無意識に言葉の発音を変えるみたいで
      口語表現の中にはけっこうそんなんがいっぱいある。
      方言の中だとかなり明白で
      「寒い」を「さぶい」と言ってみたり、
      例えば、語尾に「~はる」をたくさん使う京都の人は
      その直前の文字の母音を「あ」に変える事が多い。
      (例)行きはる⇒行かはる、飲みはる⇒飲まはる
         言いはる⇒言わはる
      てなかんじで。

      それを踏まえた上で、「1本」から順に見ていくと
      やっぱ「4本」だけ納得いかんのよね。

      いっぽん、にほん、さんぼん、よんほん、ごほん
      ろっぽん、ななほん、はっぽん、きゅうほん、じゅっぽん・・・

      この中で
      「ぽん」って発音する時の直前は全部小さい「つ」が入ってる。
      まあ言いやすくしてるんなら当たり前なんやけど
      「いっぽん」なんてのはかなり秀逸。
      「いちほん」なんて言うより100万倍言いやすい。
      まあ無理やり「いんぼん」なんて発音すれば
      それはそれで言いにくい事もないけど。

      ともかく、1本、6本、8本、10本は言いやすく
      カスタマイズされているのでOK。すばらしい。
      2本、5本、7本、9本も無理やり変える必要はないでしょう。
      残るは3本と4本。

      「さんぼん」はOKでしょう。
      その前が「ん」なんやから「本」が濁るのは当然、必然、
      人間の素直な欲求。
      じゃあ4本は・・・??


      うーん、やっぱ「よんぼん」が似合うと思うんやけどなあ。
      4を「よん」て発音してるわけやし。
      どうせなら最初から「しほん」とか、「よっぽん」(これは無理があるか)
      でいってくれてたらわかりやすかったんやけどね。

      とにかくあくまで「よんぼん」派。

      「3本」と「4本」の発音に差がある事が
      どうにも納得いかん27歳。おうし座B型。
      アホ決定。


      今まで「よんぼん」の発音を何回か
      指摘された事があるんで書いてみたけど
      やっぱ朝っぱらから熱弁するようなネタちゃうわ(笑)。
      実際、飲み会とかで「それ何本目??」て聞かれて
      「よんぼんめ」と言ったところで
      「てめえ、なんじゃいその発音わぁーー!!」なんて
      目くじらたてる人もまあおらんと思うしね。



      最近でも
      例えば、雰囲気を「ふいんき」、原因を「げいいん」とか
      発音してるのをいまだによく聞きます。
      日本語の発音は世界一美しいと、ある外国人の方は
      言っておられましたので
      自分自身、これからもきれいな日本語を使って行けたらなと
      思う次第であります。



      ・・・なんてかっちょよくしめようと思ったけど衝撃の事実発覚。
      実はこの日記書いてる途中から気付いてたんやけど
      せっかく書き始めたのでやめなかった。

      「よんぼん」。
      うちのウインドウズで変換したら見事に「4本」。
      なんだよー、あってんのかぁぁぁー??
      そういう発音もあるってこと?

      おんどりゃーーーーー

                   

    • かしこ

    • 永遠の優勝候補

    • [ 2002/06/16(Sun)20:23:57 ]

    • ポルトガル亡き今となっては
      応援するんはもはやスペインになった。

      しかし、今日これから対戦するチームは
      心のベストテン隠れ1位のアイルランド。
      うわあぁぁぁぁー、なんてひどいつぶし合い。
      これも卑弥呼のしわざかー。こらー。



      ほんでどっちが勝つんすか?

    • かしこ

    • 「おとうさん、なんで泣いてるの?」

    • [ 2002/06/15(Sat)05:22:42 ]

    • 取材、ライブで東京へ。家を3日あけた。
      こういうちょっとしたスキマができると
      だいたいこの日記は一気に止まるんやけど
      6月はやると言ったのでやる。
      7月なって、また100日止まることがあったとしても(笑)
      6月はやる。
      ふふふ、まだ止まらんよ。



      勝負事を見る時、自分的に1番大事なものは
      「もしかしたら負けるかも」っていう不安やったりする。
      その不安の大小がそのまま試合を見るテンションにつながる事もある。
      事実、ロシア戦の時は開始1時間前に風呂に入り
      新しいトランクスとTシャツに着替え、
      ナイターセット(リプトンミルクティー+ケントマイルド
      +CMの時用のアコースティックギター)
      を完璧に用意してテレビの前に座って待ってた。

      そして今朝。
      東京から帰ってきて、ビデオに撮っておいた
      結果の知ってる試合をうだうだ見つつも
      スペインVS南ア戦の途中でさすがに限界。
      目覚ましを2時半にセットして(ここがヌルい)
      そのままご就寝。
      石崎君に「お前も一緒にサッカーやろうぜー」
      と誘われる(確かそんなかんじの)夢を見る。


      2時半。目覚ましに気づいて起きる。
      いつもならシャワー浴びに行くタイミングなんやけど
      そのちょっとした不安の少なさのからか気の緩み発生。
      「放送開始までもうちょっとあるやん」
      典型的お眠りパターン。こうなったらもう終わり。

      次に時計の針を見たのは4時をだいぶまわってからだった。



      まあでもよくやったと思います。ほんとに。
      無敗で1次リーグトップ通過なんて
      いったい誰が予想できたでしょ。すごいよ君ら。
      邪馬台国の女王卑弥呼の特殊能力が
      長い長い時間を超えてやって来たんやわ。きっと。



      僕はここまででも、もう充分です。
      ここから先は、おまけです。
      ベスト何になっても。


      これから日本代表がもっともっと強くなって、
      W杯では常連になって、
      トーナメントに残れない事の方が
      むしろサプライズだと思われるぐらいになって。

      願わくは、
      自分がいいおっさんになって、
      そのころに初めて優勝して、
      隣でいっしょに見てる自分の子供に
      「ここまで来るのにいろいろあったんだよ」と
      泣かせてください。

      そんな夢を
      見させてください。


      これからは。

    • かしこ

    • サプライズ

    • [ 2002/06/10(Mon)02:07:54 ]

    • イエス!イエス!!いぇーーーーーっす!!!
      やりました。やっちまいました。はははのは。
      いやいやいやいや、ありがとうございます。
      いやー、まさか勝つとわ。

      6月9日、良い日です。ロックの日です。

      もし次のチュニジア戦で勝って1位通過でも決めようもんなら
      その日は国民の休日にしてもいいんちゃうか。
      ちなみにセネガルはフランスに勝ったその日を休みにしたらしいけど。


      なんにせよ日本代表、ほんとによくがんばりました。
      そのポジションと試合後コメントの表情とかで
      さりげなくファンだった中田浩二の火の玉クロス。
      嬉しかったなー。
      ダイレクトでつないだヤナギも落ち着いて決めたイナモも
      素晴らしい。ヒデも戸田も明神も最高だー。
      心の底からおめでとう。



      っていうかもうF1始まるわあ。はよ行かな。
      今日はカンテーレ漬けやな。

      あ、そうそう。
      今日対談してくれた井上スクイズ、星野スクイズ
      2人ともありがとねー。楽しかった。
      君らは素晴らしいバンドだ。
      早くいろんな人にその音を届けてくれ。


      もうスタート(F1の)なんでこのへんで。

    • かしこ

    • プロデューサー・エレジー

    • [ 2002/06/09(Sun)03:30:32 ]

    • 年に1度の福岡シリーズ3連戦。
      だいたいなんかが起こる福岡シリーズ3連戦。
      松井のサヨナラホームランとか槙原の完全試合とか。
      部屋の窓全開にして「いよいよナイターの季節やねえー」
      なんて心の中で思ってドキドキしたりする。

      いつもならね。

      しかーし、何回も言うてるけど只今W杯真っ最中。
      サッカー見ちゃってるねえ。
      事実、ナイターとブッキングした放送(サッカーのね)は
      巨人戦をビデオにまわすという普段では考えられん状態。
      まあ結局は録って見るんやけど(笑)。

      でもこんなこだわりなさげな自分がけっこう気持ちいい。
      んでまたこだわり派にもなりたくないしなあ。
      若干今はサッカー熱の方が上。
      あ、Gは愛してますよ。今ももちろん。


      やっぱ4年に1回ってでかいわあ。
      しかもそれがたった数試合のためのものやしね。
      野球で4年て言うたらゆうに500試合は超える。
      熱意というかかける思いというか、
      そんなものが90分の間にめちゃくちゃつまっとんねんなー。


      そんな中、試合を見てて
      サッカーの勝敗の行方って審判によるところが
      他のスポーツと比べてけっこうでかいなって思う。

      もともとロースコアになりがちなスポーツで、
      例えば3対0はけっこうな大差負け。
      となると当然1点にかかる比重はかなり大きいわけで
      その大事な大事な1点が審判のジャッジによって
      フィールドを右往左往する。

      常に審判の目の前で反則が行われていればいいんやけど
      なかなかそういうわけにもいかない。
      あの広大なピッチ上、数十メートル先で起こった事件の
      細かなニュアンスの判断なんてかなり難しい。
      多分サンコンでも無理だ。

      実際スローでビデオを見てみると
      あのNHKの解説者ですら「これは違いますねえ」
      と言い切ってしまっている事もある。
      「微妙ですねえ」じゃなくてね。
      4年分の思いを込めた1点であっても、そんな事もある。


      まあでもそんなん全部ひっくるめて「サッカー」なんやろうなあ。
      野鳥の会みたいなんが50人くらいピッチを囲んで
      かちゃかちゃやってるってのもなんか違うやろうし。
      そもそも「ロスタイム」なんてこの上ないくらいの
      あいまいなシステムで
      10秒あれば1点取れる(翼くん談)スポーツの
      その10秒の権利が審判にあったりするわけで。
      普通こういうのって他のスポーツなら
      時代と共にルールが変わったりするんやけど、
      サッカーは、長い長い歴史を持ちながら
      ルールってあんま大昔と変わってないんちゃうかなあって思う。
      でもそこがなんともかっちょいい感じがすんねんな。


      ともかく「審判」も素晴らしい試合の演出家の1人。
      これからもがんばって笛吹いてもらわな。




      日本対ベルギー。
      この試合で笛を吹いた審判は
      イタリアの審判ランキングみたいなやつでは
      最下位の人だったという。

      やっぱちょっと、悔しいか・・・?

    • かしこ

    • それはまるで妖精のようで

    • [ 2002/06/04(Tue)05:43:39 ]

    • 応援するはずのポルトガルの試合を前にもうすでに浮気開始。
      スペインかっちょいいーー。
      審判の判定には多少不服があったけど
      大変楽しい試合でした。

      でもやっぱ世界のサッカーって想像以上に激しい。
      試合開始直後とか選手が元気な時なんてなんか相撲みたい。
      でもそうかと思えば
      後半とか、若干運動量が落ちてスペースができ始めると
      とたんに流れるような天才的パスの嵐。
      高杉君と岬君が一緒になったような選手がいっぱいおる。
      そらおもろいわ。
      でもこのまま見てたらW杯終わるころには
      絶対サッカーソングできてるな。
      そんときゃ俺がスーパーヒーローだ。


      とりあえず今日は我が日本が戦う。がんばれよー。
      ていうかラモス出てよ。



      お、なんか日記みたいでいいかんじ。

    • かしこ

    • 父上へ、1年ちょっと経ちました。

    • [ 2002/06/02(Sun)09:44:06 ]

    • W杯が始まった。

      1年前からおぼろげに、
      1ヶ月前からはっきり楽しみにしてたんでやっぱ嬉しい。
      テンション上がるわあ。
      この1ヶ月に限っては読売Gよりちょっとだけ熱が入るかもしれない。
      まあそんな浮気心出してるし今日も負けたんやろーなー。
      やっぱ両立は不可能なんかなあ。
      ま−いいや、VIVA!ポルトガル。


      ところでこの日記、
      意外にも見てくれてる人がたくさんいるみたいで
      正直びっくりした。
      ツアー先とか打ち上げ会場とか取材の時とかも、
      京都の人じゃないのに(あたりまえ)
      「楽しみにしてます」的な事を言ってもらえたりするんやけど
      非常に恐縮。
      こんなどうでもいい内容を見てくれてるってのもそうやけど
      まず何より「日記」ちゃうし(笑)。

      「毎日書くから日記なんだーーー!!」
      と、担任に怒られつづけた小学校6年間。
      20年くらい経った今でもその性格は変わらんらしい。
      困ったもんです。

      そもそも日記なんて
      見るもんでも見せるもんでもないと思ってた。
      タッちゃんも南の日記を読んだと疑われ(実際は読んでない)
      教室で口もきいてもらえなかったし。
      そんな「日記」をこんな公共の場に書くなんて
      本来かなりギャンブルやと思うし、
      それはそれでまた「日記」とはちょっとちゃうような気もしてた。

      でも、ネット上ではいろんな人達が日記を書いてて
      そういうんは実際やっぱりおもしろいねんな。見てて。
      HP作ってる人はだいたい自分の日記のコーナーがあって
      中には日記しかないHPもあったりして。
      うーん、人のいろんな考えっていうんはやっぱ興味深く読めるもんだと改めて思う。

      そんなかんじで自分の日記を読み返してみた。
      意外と本音が出てるなと思った。
      ちょっとびっくり。

      確かに誰に見られるかわからんから
      読まれたらあかんような事は書いてへんかったけど(笑)
      その分、逆にいえば誰に宛ててるわけでもないから、
      どーでもいいような
      ささいでどうしようもないような事とかも書けちゃうんよね。
      それもけっこう素直に。

      宛先がはっきりしてる「手紙」との決定的違い。
      ネット上での日記がおもろい理由はこれなんかな。

      ともかくこれは新しいカテゴリーなんちゃうかなあ。
      ネット上で日記書いてる人の中にも
      また別に、完全自分用の日記つけてる人もおると思うし。
      インターネットならではの新たな文化としておこう。
      そのうち新語ができるかも。



      ふと思うこと、なんか気づく事。
      そういうんは毎日出会えるわけじゃない。
      かといって、そいつらを無理やり探すってのもなんかしっくりこないんで
      だらだら更新はまだまだ続くと思われますがどうかお許しを。


      連日更新は最高記録で多分3日。
      停滞期間は最長で100日を越えてくる
      理不尽きわまりないこのコーナー。
      でもタイトルはあくまで「鍵盤ゆういち日記」。
      変えんよ。
      変えんけど暇な人はこれからもまた見に来てくださいな。
      あ、6月に関してはがんばります。
      約束したし。


      最近バンテリンのCMでラモスが最後に言う一言が
      「キット結果出ルぇむ」であるという事実を
      ダブルオー上野から聞いて以来
      そうとしか聞こえなくなった。 

      みなさんはどうですか??

    • かしこ

    • 街中に夢と笑いをふりまいて

    • [ 2002/05/30(Thu)02:42:44 ]

    • 昼の日差しがにわかに強さを増した今日この頃、
      みなさんいかがお過ごしでしょうか。
      僕は元気です。

      珍しく完全にひきこもっていた5月ももう終わり。
      ギターとジャイアンツとガンダムとはじめの一歩しか
      記憶にないな。
      まー、たまにはこんなんもいいかなと調子んのってたら
      もう5月終わりやって。
      ていうかW杯ももう始まるやん。

      それにしても「五月病」、なんて便利な言葉なんでしょう。考えたん誰やろ?
      まあでもそのいいわけ効果もあと2日。
      ギレンにも松井にも民生にも一歩にも
      もう充分なりきったし、そろそろ元の姿に戻ろう。

      ではではカリン様、よろしくお願い致します・・・


      なんてお願い事をする前に、実はゴトウが超現実に戻してくれていた。
      ここ最近のライブに来てくれてる人は知ってるかもしれないけど
      5月28日は「おいおいちゃんと給料ぐらい払ってくれよん裁判」の当日だったのです。
      僕は証人として参加しました。


      いざ部屋に入るとその雰囲気は法廷というよりも
      会議室に近く、「裁判官」と書かれた三角柱を
      目の前に置いたおっさんが1人。
      その横にまたおっさんが1人。
      机の中央には記録用の80年代巨大テレコが1つ。
      そして何よりも原告と被告の間が椅子2個分という距離。明らかに近い。
      踏み込んで左を出せば届く距離にお互いがいる。
      いいのか?これで。
      絵的には「学級会」に近かったような気がする。

      「では始めます。」
      裁判官のかなり落ち着いたテンションでそれは始まった。


      と、ここではその内容を赤裸々につづろうかと思ったんやけど、やめ。

      冷静に考えれば内容的にはあまり濃いものではなかったし
      何より裁判官があきれるくらい相手側の言い分は
      幼稚なものだったのよね。
      僕は証人というより傍聴人ていう感じやってんけど
      あまりにもバカバカしくなって途中で席を立った。
      捨て台詞とともに(笑)。


      しばらくして、笑顔のゴトウが帰ってきた。
      結果的には相手方が折れての和解という形になったそうだが、まあ当然やろ。
      車中でかたい握手をした。

      遠い昔に、正義は勝たないこともある、という散文を
      書いた記憶があるけど、
      自分が正義だと信じる事が勝つとやっぱり嬉しい。
      ボンネットに「勝訴」って貼って爆走したろかと思った。

      逆光の太陽は祝福の太陽。
      とりあえずゴトウ君、お疲れ様でした。



      そんなこんなで裁判も終わり、W杯も目の前で、
      気がつけば阪神に逆転された我が読売G。
      自分がこんなんではそらGもあかんやろ。

      数ヶ月後に出会うであろう名曲をうっすら頭において
      また散歩に出かけよう。


      そんなわけでサリーちゃん、よろしくお願い致します・・・

    • かしこ

    • テンパラレル

    • [ 2002/04/28(Sun)02:07:56 ]

    • 日記復活なんて久々な事をしたせいなのか
      原因不明の高熱。昨日から。
      あまり珍しい事はするもんじゃありません。
      珍しい事(連日更新)を重ねれば
      多少良くなるかなという願いを込めております。まじで。
      それに今日なんもしてへんし。

      27歳の試練がいきなりで高熱というのもいいんですが
      電子体温計が調子のってぐんぐん上がるのもいいんですが
      僕の生殖機能だけは守ってください。
      母上様。


      明日はライブです。
      背筋がぞくっと寒くなるのをのぞけば
      脳がプワプワしてて、そんなに気分悪いこともないんです。
      風邪薬は飲みました。
      消化が悪いものは食べてません。
      あとは寝るだけです。



      そんなかんじでプワプワ揺れて
      もうすぐ夢の中へ

    • かしこ

    • ワルツ

    • [ 2002/04/26(Fri)03:43:53 ]

    • 27歳になった記念として久しぶりに日記を復活。
      いやいや100日ぐらい止まってましたなー(笑)。
      はははのは。

      とりあえず27歳です。
      野球でいえば7回はもう終盤です。
      でも統計的にもっとも試合が動くのは7回。
      リードしててもされてても、まだまだ何が起こるかわかりません。
      そろそろ代打の切り札を使う頃。



      思えば去年の今日は東京にいた。
      最近はドイツまで行って活躍中のとあるバンドの
      キーボーディストと一緒だった。
      めちゃくちゃ語った記憶がある。いろんなこと。
      せっかくの誕生日だからと、金もないのに飯をおごってくれた。
      会う機会はそんなにないけど、親友と呼べる男だ。

      店で1番高いメニューを頼んだ。


      「ヒューリ」が出たのもこの日。
      自分らのCDが全国的にはじめて発売された。
      スタートラインに立ったと思った。
      始めたばっかの「東京」でのライブはまだまだ緊張していた。



      パソコンが少し上手になった。
      部屋にジャイアンツのTシャツが増えた。
      「ゆういち」より「ゆういちさん」が多くなった。
      1週間分の荷物をまとめるのがうまくなった。
      長年世話になったバイトを辞めた。
      福岡に行った。
      フジロック出演者パスをもらった。
      おねえが結婚した。
      いろんな有名人に会った。
      料理の腕がちょっと上がった。
      人前で唄う事も前よりは自信がついた。
      大事なものをなくした。
      今まであんまりよくわからんかった「寂しい」っていう感じに気づいた。
      たくさん涙がでた。



      そんな26歳も昨日で終わり。
      いろいろありすぎたなあ。


      この1年も三拍子で。

    • かしこ

    • 色の濃さ

    • [ 2002/01/15(Tue)03:47:00 ]

    • 昨日はいいイベントやったと思う。
      出演した方としてももちろん楽しかったし、
      全体を通してみても、出てるバンドとか、SEとか、
      お客さんの雰囲気とか、ライブハウスとか
      主催者のこだわりが所々に色濃く出てたような気がする。
      個人的に言えば
      やっぱりそういう色は濃い方がいい。
      いやいや大成功でしょう、おつかれさまでした。

      努力すればかならず成功するという世の中では
      ないかもしれないけれど、
      そんな中でも成功した人は、ほとんどの確立で
      努力してるんだなあと思った。


      そしてイベントも終わり打ち上げへとなだれ込む。
      打ち上げ終盤、なんかゲームをしようということになり
      バンド内で一瞬はやった「~といえば」ゲームを開催。
      負けた人は、指定された登録番号の携帯メモリーを消す
      という1歩間違えたらシャレにならん罰ゲーム。

      高校時代の友達、友達の旦那さん、取引先、
      なんかの課長(笑)、バイト先、後輩、
      いろいろあったが有無を言わさず消去。また消去。

      まあだいぶ前から思ってたことやけど
      「電話番号を記憶する」って事を
      最近はほとんどしなくなったなあと改めて思った。
      メモリを見ずに記憶だけで言える番号なんて
      実家とかを除けば5、6個くらいか。
      いや、もっと少ないかも。

      携帯とかなかった中学、高校時代はもっぱら記憶だけ。
      手帳なんてこじゃれた物も持ってなかったし。
      連絡網とか卒業アルバムとか電話帳とか見て、かけて。
      何回かかけるうちに自然に覚えていったりしてた。
      プッシュホンの数字の位置を参考にして
      L字型に押すとか、上から2段目しか使わんとか、
      ゴロ合わせするとか、いろいろ試行錯誤してた。
      そのうちに指が覚えるようになったらもう完璧で
      頭ん中のフォルダーには確実にきざまれる。
      そしてそれはあんま忘れへん。

      そんな番号が
      そん時は2~30個くらいはあったと思う。
      ワンタッチダイヤルとか短縮ダイヤルとかの機能が
      家の電話についた時はかなりびびったくらい。

      微妙に覚えてはいるけどいまいち確信が持てない
      番号にかけてみて、ちょっとドキドキする事も
      もうほとんどないんやろうなあ。
       

      携帯電話についてる電話帳機能はともかくとして、
      その番号をそのまま発信できるシステムがある限り
      数字を見てボタンを押してかける、てことがないんやから
      覚えるわけがない。んでまたその必要もなくなる。

      よくかけるから覚えてる
      あまりかけないからもう忘れた

      前は記憶の中で自然に淘汰されていった
      色の薄い電話番号が今は消える機会がない。
      「メモリ消去」の罰ゲームがあまり罰にならない
      自分の携帯電話帳は果たして生きているのか。



      「まわりが便利になっていくと人間の能力は減退する」

      そんなんをちょっとだけ垣間見たような気がした。


    • かしこ

    • ドラクエで船を手に入れた時のような

    • [ 2002/01/09(Wed)04:54:08 ]

    • うげー、寒いよお。誰か助けて。
      ストーブ持ってきてもあんま意味ないぐらい寒い。
      指も動かんぞ。おい。
      ほんまにここは京都なのか?
      っていうか山科は滋賀なのか??

      そんなこんなでパソコン大移動計画が
      真実味を帯びてきた今日この頃、
      みなさんいかがお過ごしでしょうか。
      僕は元気です。


      2001年はいろんな事がありました。いやほんと。
      初めての事がいっぱいで。

      今にして思えばあっという間やったような気もするけど
      1年前の記憶を思い出してみると、
      それはもう数年前の事のように思えたり。
      やっぱり長くて濃い1年だったと思います。
      初めての事がいっぱいでした。

      自主じゃないCDのレコーディング。
      東京でのライブ。福岡までのツアー。
      いろんな雑誌の取材。ラジオとか出てみたり。
      インターネットとか。
      数え上げれば切りがないぐらいありますな。



      高校卒業するまでの18年間は多分すごく長かった。
      初めての事がいっぱいあったから。
      大学入ってからも
      初めての事はもちろんいっぱいあったけど
      大学時代の6年間(要6年)と
      小学校の6年間が
      同じ速度だとはどうしても思えない。
      そういう意味では
      高校に入って、自分もちょっと大人になれたかなと思えた
      あの頃の1年に近いぐらいの
      速度と濃さだったような気がする。


      1年前の記憶が遠い記憶。
      そんな自分が笑えたり、ちょっと嬉しかったり。

      来年の自分はどうだろう。
      1年後にこれを見て
      この日記を書いたのが数年前だと思えるぐらいの
      そんな1年にできるだろうか。


      次は金のカギを手に入れる。

    • かしこ